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傭兵部隊との違い。

戦争・紛争地域における、戦闘員としての人材確保は、各国(あるいは各勢力)内の重要課題のひとつであり、一人の兵士を育てる時間、および資金的な面を考慮すると、すでに戦術的な技能を有した者を金で雇う方が合理的と言えるでしょう。


戦時下において、徴兵制度以外で戦闘員として雇われるのは、たいていその国の国籍を持たない外国人がほとんどで、部隊全体として見れば少数で、直接戦闘に参加したり、戦技、戦術指導を行う場合もあります。


こういった軍事活動を行うものが、一般的に傭兵と呼ばれます。


外人部隊とは、このように部隊内に組み込まれたものではなく、部隊として完全に独立しており、採用された外国人志願者は、通常の正規軍と同様、新兵教育から始まり、配属された部署で訓練を行い、各自の専門的技術を追求していくことになります。


戦争・紛争の終結で契約の終わる傭兵との違いは雇用(契約)形態ではなく、部隊として永続性があるかどうか、ではないでしょうか?


フランスのみならず、今まで世界中の戦争・紛争地で、”外人部隊”は存在しましたが、ほとんどは戦争・紛争終結と共に解体され、どちらかと言えば傭兵部隊的なものでした。


また、フランスのそれと並び、歴史のある”スペイン外人部隊”も、今では外国人の採用はしておらず、現在軍事的に”外人部隊”といえばフランスのそれを指すことがほとんどでしょう。


(注)ここでいう部隊とは、輸送、補給、通信など、通常の軍としての完結的(他に依存せずに独自で活動できる)機能を有するものを指します。

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