フランス外人部隊の歴史や活動を紹介

84mm対装甲ロケット(AT4)

84mm対装甲ロケット(AT4)とは、口径84mmの携帯式ロケットランチャーで、射撃後に使い捨てできる滑腔式無反動砲。

スゥエーデンのサーブAB社が開発し、NATO加盟各国で使用されている。

フランス外人部隊で採用されているのはAT4のタイプCSで、これはAT4の後方爆風を弱めて市街地戦闘に対応させたものである。

しかし、ロケットから安定性を得るための羽が出るため、ロケット発射時にはその羽に障害物が触れないように、室内から野外に打つ場合などは特に気をつける必要がある。

1メートル弱の全長と重量が7、6キロと軽量なため、対戦車ロケット射手は、ファーマスとともに、このAT4を携行することが出来る。

名称AT4は、ロケットの口径である84の英語読み、エイティーフォーからというものと、ATはアンチ・タンクの略だとも言わている。

個人装備としての対装甲車両兵器として需要はあるが、最新の装甲を装備した戦車には役に立たないという説もある。

〇AT4 モデルF1 CS
全長 1.04cm
重量 7.6Kg
口径 84mm
装弾数 1
ロケット速度 220m/秒
製造国 スウェーデン

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