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女性兵士と女性入隊希望者


フランス陸軍の女性兵士

2000年末、フランス国内の週刊誌などで、外人部隊が女性兵士の入隊を開始するといった報道がされていましたが、外人部隊当局はこれを完全に否定しています。

過去に一人だけ、第2次世界大戦のさなか、ドイツの名将ロンメルのアフリカ軍団と対峙する外人部隊でスーザン・トラバースというイギリス人女性兵士が、運転手として戦地を駆け回っていたのです。

その後女性の入隊が認められたことはありません。もし、女性の入隊が認められることになれば、東ヨーロッパ諸国から、多数の女性志願者(ベルリンの壁崩壊後、東欧からの志願者は急増している。)が訪れることが予想され、中には自国の戦争・紛争で実戦を経験した、戦闘員として質の高い女性兵士も訪れていたでしょう。

しかし、それに伴い人員増加による施設の拡大や、性犯罪等も増加することが予想され、外人部隊に女性兵士を加えるメリットはあまり見当たらないというのが現状のようです。

実際、近年パリをはじめとする主要都市では、売春目的で世界各地からフランスにやってくる女性が急増しており、とりわけ東ヨーロッパ諸国からの女性がその割合の多数を占め、社会問題にもなっています。

現在、外人部隊内に女性兵士は数名在籍していますが、彼女達はフランス正規軍から派遣されており、外人部隊に志願してきたというわけではありません。

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