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映画の中のフランス外人部隊その2

● ライオンハート(Lionheart)1990年
バンダム主演のアクション映画。冒頭を除いて、外人部隊そのものを描いた映画ではないが、バンダム演じる外人部隊兵が、瀕死の弟のため部隊を脱走し、故郷でストリートファイトに興じてゆく人情アクション映画。 作品中、彼を引き戻すために部隊から派遣された2人の男が、必要に彼を追いかけるが、現在の外人部隊では脱走兵に対して、よほどのことがなければ追っ手を差し向けることはしない。
しかしこの映画のように、危篤、重症といった身内の不幸に関しての休暇申請などは一切受け付けられない。アクション映画全編に、フランス外人部隊をうまく絡めた作品といえる。


● レジョネア(Legionnaire)1998年
サハラ砂漠の戦場で、友情と外人部隊の運命を描いた作品。時代設定的にノスタルジーな味付けもされているモダンな映画。 ライオンハートと同じく、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが脚本・製作・主演。 題名の”レジョネア”とは、外人部隊兵としての最初の階級名称であるが、一般的には階級問わず、外人部隊に所属するすべての兵士を指す言葉でもある。

● ハムナプトラ(The Mummy)1998年
エジプトを舞台に、様々な困難を乗り越え財宝を探し求める一行を描いた人気冒険映画シリーズ。 主人公の冒険家リック・オコンネルが外人部隊兵という設定であるため、第一作の冒頭でリックの指揮する外人部隊と抵抗部族との戦闘が描かれる(外人部隊の惨敗に終わる)。 その後は外人部隊とは一切関係のないストーリー展開となる。
1932年に公開された映画のリメイク。

● プルーフ・オブ・ライフ(Proof of Life)2000年
南米の反政府ゲリラに誘拐された技師を救出するため、現地に派遣された元SAS(イギリス空挺特殊部隊)隊員の活躍を描いた社会派アクションドラマ。 ラッセル・クロウとメグ・ライアンという2大ハリウッドスター競演で話題となった映画。この映画も外人部隊を扱ったものではないが、主人公の協力者として元外人部隊兵が登場する。
後半、腕に彫られた”外人部隊の刺青”を主人公に見せる場面があるが、正確にはフランス陸軍第11空挺旅団の記章であり、これに所属するのは第2外人空挺連隊だけである。

このほかにも多くの映画の中で外人部隊兵が登場してきます。
ですがほとんどの作品の中で、現役または元外人部隊兵としての人物が登場するだけで、外人部隊そのものを主体(舞台)とした作品は余りありません。
また、博徒外人部隊(ばくとがいじんぶたい)などの日本映画がありますが、フランス外人部隊とは一切関係ない任侠映画です。

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