フランス外人部隊の歴史や活動を紹介

入隊選抜テスト

○選抜過程


1次選考 (各志願受付事務所にて):
選考内容:
受付,面接,身体検査, 志願書類の作成。 (2〜3日)
情報処理課にて2次選考 :
犯罪暦等の調査,志願書類作成後に仮契約。 (2〜7日)
オバーニュ(第1連隊)にて、本選抜
試験内容:
心理テスト, 学力論理テスト,面接(心理テストの補足),身体検査,体力テスト, 動機、犯罪暦の調査。 (10〜15日)
5年(最低期間)の志願契約書にサインし、志願兵として入隊決定。(7日)

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上記にある選考内容、期間などは、あくまで目安です。
一部のテストと面接以外は、すべてフランス語で行われます。

宿泊代が無料などとありますが、ベットは用意されていますが、本選抜中はまともに睡眠などは取れません。
選考中の志願者は第1外人連隊内の専用施設に、隔離されたような状況におかれます。

当然、許可がない場合は施設内から一歩も出られず、持ち物は辞書以外すべて新兵教育終了まで没収され、電話、手紙などは禁止で、外部からは一切遮断された生活になります。

試験や食事以外の時間は大概、掃除や草むしりなどの雑用をさせられます。
これは一定期間労働に従事しなければ、滞在証の認可申請ができないとう理由があるようです。
それに伴う賃金も支払われます。(驚くほど少ないですが・・。)
しかし、それ以外に、与えられた仕事を従順して行っているか?といった素振りや行動などの面も選考の対象になるようです。

また、通称”ゲシュタポ”と呼ばれる部隊内の調査部門で、志願者の犯罪暦や身元の調査がおこなわれます。

問題がなければ一週間ほどで頭髪を切られ、戦闘服等を支給され、肩に赤い記章を付け、新兵訓練が行われる第4連隊へ出発する準備を進めます。

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