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エリックス対戦車ミサイル(Erix)
ミラン対戦車ミサイルの重量が、徒歩での移動が多い歩兵には障害になり、また射程が400メートルから始まるこのミサイルのの短所を補うため、射程が50〜600mというエリックス対戦車ミサイルが開発された。
ミランは第2世代の対戦車ミサイルといわれ、ミランと同様半自動有線指令方式を採用したこのエリックスは第3世代となる。
その特徴はミサイル発射直後にミサイルの速度を落とすことで、コントロールしやすくなり命中率を高めるだけでなく、後方爆風も抑えることが出来、これにより市街地などでの使用も容易になったことが上げられる。
後方爆風が抑えられるため、このように建物内からでもミサイルの発射が可能である。
何よりもミランに比べ軽量になったことで、歩兵用携帯兵器としての需要が高まったことである。
このエリックス(Eryx)とは、アフリカに生息するナイルスナボア(Eryx colubrinus)という蛇の名からつけられた。