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HK 417
HK 417とは、2005年にドイツのヘッケラー&コッホ(H&K)社が、M4カービンを元に改良された口径5.56ミリのHK 416を、7,62ミリのNATO弾仕様に改良した突撃銃である。
このHK 417開発にあたって、イラクやアフガニスタンにおいては、5,56ミリよりも7,62ミリ弾の有効性が立証されたという背景がある。
各国の軍隊や政府機関で採用され、フランスでもGIGNをはじめ、FAMASに代わる次期主力個人火器として正規軍、そして外人部隊でも正式採用されている。
この HK 417の銃身は、3つのバージョンがあり、12, 16そして20インチのバレルが装着可能である。
バレルは工具を使用して、簡単に交換することができる。高い耐久性に加え、このバレル交換を行うことで、安定した射撃能力を持続することが出来る。
弾数を確認できる半透明の、10発あるいは20発入り弾倉を装着する。射撃時には単発、連射の切り替えが出来るが、ファーマスのように3バースト機能はない。
通常400メートルの有効射程距離は、スコープなどの光学機器を装着することで、800メートルにまで達する。
12インチモデル 全長804mm 重量3.87kg 口径7.62x51mm 総弾数10/20
16インチモデル 全長905mm 重量4.05kg 口径7.62x51mm 総弾数10/20
20インチモデル 全長1007mm 重量4.23kg 口径7.62x51mm 総弾数10/20
製造国 ドイツ