現在のフランス外人部隊

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現在のフランス外人部隊

2000年ごろを境に、フランス陸軍全体的な編成変更が行われ、これにより外人部隊という、独特の部隊としてではなく、以前に比べれば、フランス陸軍としての位置づけが強くなりました。

あるフランス人将校に言わすと、"これからは外人部隊もフランス正規軍と同じ扱いであり、その一部である"との事です。

それに伴い、装備や編成なども変化し、兵士の生活面も改善向上してきているようです。

また、2008年よりフランス全土で施行された禁煙法により、部隊内のすべての建物内での喫煙が禁止となっています。

個人レベルに関しても、戦闘用装備や小銃に取り付ける最新の標準機、個人用通信機など、アルジェリア時代の、ラクダで砂漠を行く外人部隊兵からは想像できないほどに個人装備も進化しています。

そんなフランス外人部隊ですが、フランスが威信を賭けた戦争には真っ先に激戦区に投入される、正規軍にくらべて、ある意味"使い捨て"的な扱いは、今後も変わることはないのかもしれません。

また、兵員の削除が大幅に進んでおり、以前は8千人を超える人員を維持していましたが、現在では7千人規模に縮小しており、いずれはスペイン外人部隊のように、外国人が志願できない外人部隊(フランス国籍を有するものだけが志願可能)となり、そしてフランス陸軍と完全に同化するのでは?とも言われています。

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